用語・サービスの説明(は行)
は
ハッキング
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コンピュータの動作を解析したりプログラムを改造する事で、もともとは「高い技術を駆使してシステムを操る」ことの意味で、特に悪い意味ではなかったのですが、最近では他人のシステムを不正な手段で操作するイメージの方が強い言葉です。
悪意を持ってハッキングを行う人の事を「ハッカー」と呼び、「嫌がらせ」が目的が主のクラッカーに比べて巧妙で、ハッキングして利益を得るのが目的の輩が多いのが特徴です。
例えば、敵対組織の機密情報を盗み転売するのが目的にハッキングを行います。その目的コンピュータは、余程大きな企業・組織じゃないと狙う者は少ないのですが、それよりも一般の人や企業が心配すべきなのは、ハッキングの経路を、捜査機関から分かり難くする為に踏み台とされる可能性が高いので注意が必要となります。
また、踏み台にする為のパスワード窃取や、迷惑メールをばらまく為のメールサーバの乗っ取りなどは、企業・個人にかかわらず常に狙われています。
当社を含む多くのレンタルサーバーは、このような不正アクセスに対する最低限の防衛手段を取っていますが、特に個人情報を取り扱うサイト、イントラサイト、機密情報を取り扱うシステムなどをご利用いただくお客様には、それ以上のセキュリティ対策を提案しております。
Perl
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CGIの開発によく使われるプログラミング言語です。主にUNIX上で使用されます。機能が豊富で、掲示板やメールフォーム、記事生成システムなど様々なウェブサイト用プログラムを開発する事が可能です。
当社で提供・提案する多くのウェブサイト用のプログラムをこのPerlで開発します。
[ Windows Server ご利用のお客様 ]
当社で提供しているPerlで制作したプログラムは、その多くをLinuxサーバー上での動作を対象としています。もしWindows Server上で、利用する場合はActive Perlをインストールしていただくと、利用する事が可能です。
尚、Windows Serverで同じような事を行うのはVBScript/ASPが標準です。
ひ
PC向けサイトとモバイル向けサイト
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最近では、フルブラウザ対応の携帯電話が主流となってきましたが、それでもパソコン向けのウェブサイトとモバイル向け(携帯電話向け)のウェブサイトを一緒にするのは適切ではありません。パソコン向け・モバイル向けそれぞれにウェブサイトを用意する事が標準です。※1
携帯電話はパソコンに比べて極めて機能や性能が限定されます。従って、パソコン向けに製作したウェブサイトを携帯電話で閲覧するには、かなり無理があるでしょう。(逆に携帯電話向けのウェブサイトをパソコンで閲覧する事は、簡単ですが訪問ユーザーに不満が募るでしょう。)
機能や性能の他に、画面の規格サイズが大きく違う事も別にするべき理由です。パソコン向けの画面は、携帯電話と比べ格段に大きいので多くの情報量を掲載する事が可能です。また情報量はファイルサイズにも直結するので、携帯電話向けに転送するには大き過ぎます。現時点では携帯電話機器事態の処理性能や読み込み性能が障害となります。※2
※1 全てのウェブサイトでパソコン向け・モバイル向けそれぞれにウェブサイトを用意する必要があると言う訳ではありません。そのターゲットユーザーによって使い分けると良いでしょう。
※2 あくまでも現時点(2008年時点)です。今後、機種や通信環境共に徐々に改善されてゆくと思われます。但し、機械自体が大きい分、パソコンの方が常に機能や性能では上を行きますので、その都度携帯電話では障害となるコンテンツが開発されてゆく可能性はあります。
ふ
VBScript
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マイクロソフト社により開発されたスクリプト言語で同社のブラウザInternet Explorer上で動作します。また、サーバーサイドのソフトウェアIIS上でも動作させる事ができてサーバー上でスクリプトを実行して動的なウェブページを出力できるASPの標準スクリプト言語となっています。
当社では、お客様がご利用中のサーバがWindows Server+ISS の場合に、その開発言語として利用する事もございます。Linuxサーバの場合には、利用しません。
不正アクセス
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あるコンピュータへ正規のアクセス権限を持たない人が、ソフトウェアの不具合などを悪用して侵入し、不正な操作を行う事です。
その目的は、ハッキング又はクラッキングです。
不正アクセスは、不正アクセス禁止法により犯罪行為として処罰されます。
不正アクセスの対象は、サーバーだけではありません。それよりも、個人のパソコンを狙う事の方が多いのが現状です。情報漏洩のほとんどは、個人のパソコン上から流出しています。それは、サーバーよりも個人パソコンの方が効率が良い為です。サーバーの場合は、セキュリティ対策を重視している管理者が多いのですが、個人の場合、その重要性を認識していない人が沢山居て、適切なセキュリティ対策を行っていない利用者が多い為です。
このような犯罪から身を守るには
- ■ 身に覚えの無いメールは、不用意に開かない
- ■ セキュリティ対策ソフトを利用し、頻繁にアップデートする
- ■ OSのアップデートを定期的にチェックし、行う
- ■ 安易に掲示板などのリンクを開かない
- ■ 出所の不確かなソフトウェアをインストールしない
- ■ むやみにパスワード情報を人に教えない。
- ■ 簡単な(名前、誕生日など)パスワードを設定しない。
また、不用意にファイル共有ソフトを利用する方などが一番危険です。社用データが保存されたパソコンでは絶対に利用しないようにして下さい。
いずれにせよ、社員全員に対してのセキュリティ意識教育が必須です。
PHP
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「PHP(Hypertext Preprocessor)」とは、HTML埋め込み型のスクリプト言語です。 CGIを利用する場合は、プログラムファイルと、それを呼び出すためのHTMLファイルが必要ですが、PHPは、HTMLファイルの中にスクリプトを埋め込むため、動作が比較的軽くなります。PHPは動的に生成されるページの作成に向いています。また、PostgreSQLやMySQLなどのデータベースとの連携機能が優れていますので、セットでお使いいただくと、より効果を発揮します。
当社では主に、コンテンツにデータベースを利用する場合や、Movable Type を利用したウェブサイトを制作する場合に利用します。
Visual Basic
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マイクロソフト社によって開発されたプログラミング言語で、アプリケーションソフトの開発を容易に出来るように工夫された言語です。主にWindows向けアプリケーションを開発する際に、利用されます。
当社では、ウェブシステム開発だけでは無く、WindowsPC上で使用するアプリケーション開発も承っておりますので、その際に利用します。また、Windows Server連携型のシステム開発、linuxサーバでもローカル上で設定等を行って、その結果をlinuxサーバへ送信するような連携型システムの開発等でも利用します。
尚、Visual Basicのプログラム開発は一部、提携している業者へ委託する事もございます。
Visual Basic .NET
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マイクロソフト社によって開発されたプログラミング言語で、マイクロソフトが推し進めている.NETの一環で、.NET Framework上で動作したり、オブジェクト指向が本格的に取り入れられるなどVisual Basicから多くの点が改良されています。その為に、Visual Basicから.NET環境へ移行できないシステムもある為に、Visual Basic .NET開発後も以前としてVisual Basicを利用する開発者も少なくありません。これに懸念を示したマイクロソフト社は2005バージョンより、Visual Basicの一部機能を取り入れる方向になっています。
当社では、お客様から.NETアプリケーションの開発依頼があった場合や、ウェブサイト連携のシステム開発に.NETアプリケーションの方が適切と考えた場合に利用します。尚、Visual Basic .NETのプログラム開発は一部、提携している業者へ委託する事もございます。
Microsoft Visual Basic For Application (VBA)
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マイクロソフト社製のMicrosoft Officeシリーズに搭載されているプログラミング言語です。ExcelやAccessなどの決まった業務をある程度自動化する事が出来たり、様々なプラグインを組み込んでアプリケーションをカイタマイズする事が可能です。
当社では、Accessを使って顧客管理を行いたいなどの依頼があった場合に、このVBAを利用してお客様専用のAccessアプリケーションを開発致します。
ブラウザ
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ウェブページを閲覧するためのソフトです。
お客様が今このページを見ているソフトウェアもブラウザです。
Internet Explorer、NetScape Communicator、Mozilla FireFox、Opera、Safari、Google Chromeなどのブラウザソフトがあります。
Flash
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マクロメディア社(現アドビ社)が開発したWebコンテンツの制作ソフトです。
主にウェブページにアニメーション効果のあるコンテンツを設置する事が可能です。ウェブブラウザ専用のプラグイン「Flash Player」をインストールすると、制作したコンテンツを表示する事が出来ます。
アニメーションだけでなく音声や、動画を取り込む事も可能です。また、データベースや各種プログラムとの連携も可能で、ウェブサイトの表現力を大幅に向上する事に貢献しています。最近ではFlash Playerが実装された携帯電話が増えていますので、携帯電話向けのサイトでも(パソコン向けよりは、低機能になります)利用する事が可能になります。
Flashで、制作出来るデータは、ソースファイルである「fla」ファイルと、ウェブページに設置する「swf」ファイルが出力できます。「swf」ファイルはあくまで閲覧用のファイルで、修正・更新を行うには「fla」ファイルが必要となります。このようなデータ体系を持つ事で、Flashで使用している自社の技術の著作権を保護する事が出来ます。
当社では、別途取り決めがある場合を除いて、基本的に「fla」ファイルはお渡ししません。「swf」ファイルのみの納品とさせていただきます。もし、「fla」ファイルも含めてお渡しする場合は、別料金となります。(基本的にflash制作費用の半額 がソースファイルお渡し料金です。)
プラットフォーム
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そのアプリケーションやソフトウェア、それらを含めたシステムを動作させる為の基盤である環境の事です。Windowsや、LinuxなどのOSだったり、インストール済みのソフトウェアの事を指します。
例えば、当社ではその多くのプログラム開発のプラットフォームとしては、Linuxサーバーでの動作を基本としています。また、ウェブサイトに必ずと言ってよう程、設置する「お問い合わせフォーム」一つとっても、その仕組みを作る為のプログラムをPerlで制作する時、そのプラットフォームはlinuxで最も標準的に使われているWebサーバーの「Apache」と、メールサーバーの「sendmail※」での動作を基本とします。例えば、このプラットフォームで制作した「お問い合わせフォーム」を、Windowsサーバーで使いたい場合は、ほとんどの場合そのままでは使う事は出来ません。これはWindowsサーバーでの標準Webサーバーは「IIS」ですので、
振分プログラム
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アクセスユーザーの利用機種、ブラヴザなどによって、誘導するウェブベージを自動で振り分けるプログラムです。パソコン向けサイトよりも、携帯電話向けサイトに利用します。
[ キャリア別の振分プログラム ]
ドコモ、AU、ソフトバンクのキャリアを判別して、それぞれのキャリアに対応したトップページを表示させる為のプログラムです。当社にサイト制作をご依頼いただいたお客様には、標準で提供致します。
[ その他の振分プログラム ]
携帯電話の機種毎に自動で振分するプログラムを制作する事も可能です。例えば、Flash対応の携帯電話と非対応の携帯電話を判別し、それぞれのページへ誘導する事も可能です。
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