共用SSLを利用する(共用サーバ限定)

当社提供の共用サーバーをご利用のお客様は、共用SSLを無料で利用できます。

他社共用サーバーをご利用の場合は、そのサーバー会社がサービス提供していないと利用できません。

共用SSLを利用する

共用SSLとは?

共用サーバーは、一台のサーバーを複数のお客様が共有して利用できるようにする事で、比較的お安い価格でサービス提供しています。従って、そのサーバー自体には親ドメインが存在します。共用サーバーでは、この親ドメインに対してジオトラスト社のSSLサーバ証明書をインストールしており、親ドメインで取得したSSLサーバ証明書を、子ドメインとして設定しているお客様のドメインでも利用する事が出来ます。

暗号化機能だけが使えます。

SSLサーバ証明書は、そのドメインの存在を証明する役割と通信の暗号化を行うという役割があります。共用SSLでは、この暗号化の機能のみ利用する事が可能です。

□ 専用SSLと共用SSLの違い
利用できる機能 専用SSLを利用 共用SSLを利用
暗号化機能
独自ドメインでの利用とそのドメインの存在証明 ×
SSL認証局の選択 ×
その企業の第三者による実在の証明 ○※1 ×
サイトシールの表示
万が一の事故発生時、保証金の受取※2 ×

1但し実在証明書付SSL利用時
2各SSLプロバイダのCPSに明示されている金額

SSL対応ページはドメインが別になります。

共用SSLを適切に利用するには、登録されたドメインで通信が行われる必要があります。従って、お客様のドメインで共用SSLを利用しようとすると以下のような障害があります。

https://お客様のドメイン で、共用SSLドメインを利用すると・・・
Internet Explorer 7.0の警告画面
例えばInternet Explorer 7で、このURLにアクセスするとSSL鍵を生成したドメインと、アクセスしようとしているドメインが違うのでセキュリティ証明書に問題がある旨のメッセージが表示されます。他のブラウザでも、同様のエラーメッセージが表示されます。

上記のようなエラーメッセージ表示を回避するには・・・
上記のような、エラーメッセージを出さないようにする為には、そのページのURLが以下のようなものになります。

共用SSLを利用した際の、SSL対応ページURL

このように、「共用SSL」が利用できる共用サーバーならば、特にSSL証明書を申請しないでもSSLの暗号化機能のみを利用する事は可能です。こちらで説明しているSSL証明書の役割をご理解いただいた上、専用SSLを利用するか?共用SSLを利用するか?を決定してください。